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中国ー「ポルノ、違法出版物」撲滅運動 今回餌食「360雲盤」

クラウドストレージサービス又は同期型オンラインストレージとも言うが、利用している人も少なくないでしょ。日本で有名なのは「Amazon Cloud Drive」「Google Cloud Storage」「Windows Live Skydrive」だと思いますが、中国にも幾つかのクラウドストレージサービスを提供している所があります。

3月3日から北京で開催された「政協会議」で、早くも「芸能人の薬物使用」、「ポルノ、違法出版物」撲滅運動は毎回の二大議題となっている。会議が終われば忘れられる議題だ。

まず、「芸能人の薬物使用」で既に逮捕された芸能人の名がネット上に公開されている。

もう一つは「ポルノ、違法出版物」撲滅運動、この時期にしか出ない「扫黄打非」の4文字。今回貧乏くじを引いたのはブラウザーでは中国第二位のシェアを持つ「奇虎」検索エンジンサイトが運営する「360雲盤」だ。

中国の検索エンジンサイトと言えば、大抵「百度」と言うでしょう。しかし、中国には「百度」以外にも幾つかの検索エンジンサイトは存在する。

「ポルノ、違法出版物」撲滅運動を指揮しているのは国家機関「全国“扫黄打非”工作小组办公室」と言う。主の中央宣伝部、中央政法委、国家新聞出版、テレビ、ラジオなど29の組織が関連しているのだ。

小生はブログ開設しているのは、愛犬の飯代稼ぎに始まったに過ぎず、自分の飯代まで無くなるのは避けたい。

実話を例にちょっとだけこの組織に関して触れてみたいと思います。

数年前、知人CEOの会社に突然公安職員が入ってきた。「XXさんはどこに座っているのですか」と尋ねられたという。

本人確認後連行されたのだ。後に責任者から聞いた話しによると「彼は前日に会社のパソコンを利用して、ポルノ画像をアップロードしたのが逮捕の理由」と話す。それだけ行動は迅速且つ情報は漏れ漏れだ。

話題を戻すことにしましょ。「奇虎」の創設者、周鸿祎は、前Yahoo中国プレジデント(注:CEOではない)の経歴を持つ。2006年8月、現在の「奇虎」を創設。主にウイスルソフト対策ソフト「360」をメインに開発している。

今回問題となったのは、クラウドストレージサービスの6件ユーザーアカウントにポルノ関連の物が発見されたためだ。

容疑者が逮捕されたのは、2015年3月9日、容疑者はQQ(Tencent運用のインスタントメッセンジャー (IM) の一種)を使い、ポルノ画像をQQグループユーザー仲間に「360雲盤」からダウンロードさせた疑い。QQ以外にも微信(WeChat)や「支付宝」(アリペイ)を使って取引されていたという。

なぜ一年前の話しを今頃、と思うかもしれませんが、「政協会議」は毎年3月3日から開催されるからだ。事件当時丁度ど真ん中、言えないでしょ。

それにしても今回は、360だけでなく、QQ、WeChat、アリペイ絡みの事件と言っていいでしょ。

美味しい物は最後まで取って置くのは中国も同じ、最後に残るのは誰になるか、楽しみです。

小さくまとめると、国営か非国営の問題ですね。国営された「百度」運営のクラウドストレージサービスには、まさに「ブラジャーからミサイル」まで積み込まれている。

 

奇虎周鸿祎が騒がせた出来事

2006年8月、「奇虎」創設。

2010年9月、3Q事件。

2013年12月、百度との裁判に敗訴。

2011年3月30日、NY市場上場。

 

周鸿祎による4回の仁義なき戦い

1、仁義なき戦い「百度」編

2001年に「3721」、「百度」、「CNNIC」三者の仁義なき戦い。当時「3721」に在籍。お互いのユーザー端末にアンインストール出来ないようにした事件。

2、仁義なき戦い「馬雲」編

2003年、「3721」をYahoo中国に売却し、Yahoo中国に移籍。Yahoo中国まもなく「馬雲」によって買い取られる。Yahoo中国を去った周鸿祎は、「奇虎360」を設立後、マルウェアをターゲットにしたウイルスソフトを開発し、当時Yahoo中国の主な収入源であった「Yahoo助手」アプリをブラウザの中から徹底的に削除させた。この事件で馬雲との仁義なき封殺が続いた。

3、仁義なき戦い「瑞星(Rising)」編

2008年7月17日、「奇虎360」は永久無料ウイスル対策ソフトをユーザーに提供。この行動により各有料ソフト会社を怒らせてしまう。最初に宣戦布告したのが「瑞星」だった。「奇虎360」ソフト発表してから一週間後、「瑞星」は全世界に向け、一年間の無料使用を発表することになった。

4、仁義なき戦い「金山」編

2010年5月21日、「360安全衛士」による強制アンインストールされた「金山毒覇」ウイルス対策ソフトを使用中のユーザーからの苦情で発覚。金山の調べによると、20夜、「360安全衛士」バージョンアップと共に、ユーザー端末にインストールされていた「金山ウイルス対策ソフト」」との互換性に問題があるを理由に強制削除させたと公表。

偉人のやることはまさに奇人変人的なワザだ。2015年2月4日、1700万ドル(約20億円)で現在の360.comドメインを買取る。

 

 

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