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中国ー廃棄物の不法投棄 作業員全員死亡

山東省淄博市山東金誠重油有限公司等7企業による廃棄物の不法投棄で現場作業員4名全員死亡した事件に進展。

廃棄物の不法投棄による現場作業員4名死亡事件

2015年10月21日早朝6時頃、現場作業員の妻による110番通報で事件発覚。

駆けつけた警察は「現場に行く途中、120(救急車)と遭遇した。救急隊員によると作業員4名既に死亡した事を知り、重大な空気汚染が起きていると理解した。現場に着くと、鼻を刺す悪臭に、猛毒マスクを着用しながらの現場検証した結果、これらの廃棄物の不法投棄は淄博市山東金誠重油有限公司から出たことが判明したのです。」と話す。

さらに「現場には多くの廃酸のドラム缶が散乱していた。ドラム缶は既に腐蝕が進み、流れ出していた。現場に不法投棄されていた塩基や硫酸による化学反応で作業員は大量に吸い込んだがために死亡したと考えられる。地上では80本以上のドラム缶が投棄されていた。そして土の下からも90本以上のドラム缶が見つかっている。

廃棄物の不法投棄したドラム缶
廃棄物の不法投棄したドラム缶
廃棄物の不法投棄したドラム缶
廃棄物の不法投棄したドラム缶

企業は廃棄物処理コストを抑えるため、廃棄物処理の資格を持たない小中企業に依頼するケースが多い。廃棄物処理業者を仲介役とし、1トンあたり3000元から6000元の処理手数料を受取り、雇用した作業員に1トン260元から320元で廃棄物の不法投棄させていた。」と言う。

事件の進展状況

廃棄物の不法投棄した淄博市山東金誠重油有限公司以外、新たに濱州市利豊達生物科技公司、日照市山東弘聚新能源有限公司、済寧市山東万達有机硅新材料有限公司と東営市山東麟豊化工科技有限公司の4社の関与が判明。

5社以外に関連会社10社の責任者を刑事勾留。事件に関わったとされる容疑者は計25名の刑事強制措置が執行され、うち12名逮捕、3名逃走中。

過去の同類事件

2013年、天津市北辰区に1800トン余りの硫酸などの廃棄物不法投棄した事件で、容疑者6名に対し最高裁判所は懲役6年、罰金100万元の判決を下している。

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